サイケモンの日記

たのしいことあると嬉しいけど、なくても大丈夫。つらいのは無いのがいいな。

ベター・コール・ソウル : Netflixのおすすめ

お題「Netflixのドラマ、作品が多すぎて何から見ていいのかわかりません。おすすめを教えて欲しいです! ちなみにコメディが好きです」

「ベター・コール・ソウル」という作品がおすすめです。「ブレイキングバッド」というドラマのスピンオフの作品が、私はベター・コール・ソウルのほうが好きです。

 天性の口の旨さで、昔は詐欺まがいのこともしていた主人公ジミーですが、兄を見習い、叩き上げで弁護士となります。事件に巻き込まれながら、首を突っ込みながら、周りの人々との関係性を通じて描かれる彼や登場人物の魅力と謎が、目を話せなくさせる作品です。

 弁護士としての業務においてや、他人との関わり方においてなど、ジミーが経験する数々の失敗の描写は、新入社員で仕事に慣れない私にとっては、「ジミーも色々やらかしてるし、大丈夫だろ」と思わせてくれ、とても励まされました。それだけではなく、ストーリー自体が謎、スリリング、恋愛要素、家族関係を描いていて学びも大きい作品です。

コメディ要素は、ストーリーにちょっぴり、アメリカ特有の文化や政治系のハイテクストなジョークを挟むといったくらいの作品にはなりますが、是非診ていただけると、日常生活に活力を与えてくれる作品だと思います。

 

少し高台から見下ろす風景が好き

少し高台において、右脇も左脇も木や建物で囲われていて、眼下に建物や木を階層状に見下ろす風景が好き。

通りの片側を、建物が埋めていたところが、ポッカリと一部抜けて、そこから眼下を見下ろすと、そんなような階層的な景色が見えるとなお良い。

 

恩賜公園の中にも、建物じゃないものの木が織りなすそんな風景があって、心が踊る。

優しい気持ちの記憶

 優しい気持ちに触れた思い出があるのは幸せなことだ。

 誰かの通夜、妹がポットのお湯で足をやけどをした。近くの病院へ急いで連れて行ったところ、肌の移植手術が必要となった。おじいちゃんのお尻の皮膚を、妹の足の甲に移すことになった。

 ヒステリックに怒り出したり、騒ぎ立てるような人は居なかったように思う。それは、私自身が妹の身を案じていてそれどころでは無かったからなのかもしれないが、妹を抱えて走る親、皮膚を提供する祖父、出てくる登場人物全てが美しかった。ついでにいうと、妹は保育園の年中さん位の小ささで、天パで真っ黒な髪の毛で、頬がぷっくりとして、色白で、天使のような子で、喪服のワンピースに身をつつんでいてとてつもなく可愛らしかった。

 大変そうだけれど優しくて美しい記憶。

abさんご〈暗い買いもの〉

選択肢を提示されたとき、求められる方向性のみは分かっている状況下における子供の反応は、子供でもない今の私の反応と同じだ。

待たれているのとはちがう反応をかえすにはやはり、気力がいるものであるようだ、と他の人の意見を聞くと安心する。大人に一歩手前の者の描写なので、私がそれに安じて良いのかは別として。

「飛びさるものたちのつばさのおと」、すなわち、選ぶことのなかった選択肢に意識を向ける描写は、心をくすぐるような表現であり、どんな説明的文章でも筆舌に尽くし難い心持ちを、情緒的に美しく納得感がある表現に昇華しているような印象をうけた。

パートナーの好きなところ

お題「私のパートナー(夫・妻・彼氏・彼女などなど)の好きなところ!」

 最近やっと二股騒動が終わり、もともとの彼氏とやっていこう、と、元鞘になった状況です。

 3ヶ月前に別れたくなったのも、彼氏のどこを好きなのか分からなくなったり、嫌いな気持ちや不安な気持ちが高まっていたからなので、自分の「好き」を揺らがせないためにも、好きなところをまとめておくことは重要だと思います。定期的に出来ると尚いいな。

彼氏の好きなところ

1. 顔がかわいい 

  まさか最初に出てくるとは思わなかった。

2. 身長が低くないので怖さを感じない 

  身体的なことが先に来てて焦る。

3. 言葉に意識を向けて話したり、書いたりすることが多く感じる。

4. 声を荒げて怒ってきたことが、ここ7年で1度も見たことがない。

5. 忙しいのに家事をやってくれることが増えた。

6. 私がやった家事に気づいてくれるようになった。

7. 感謝を口に出してくれることが多くなった。

8. 一緒に暮らしていくために、自分のライフスタイルを寄せてくれるようになった。

9. いいなりになって欲しい訳じゃない、という部分を多分わかってくれている。

10. 自分の今やりたいことに忠実であること。(私が自分の指針を見失って、勝手に人のために、とか思いがちなタイプだけど、そうじゃないのはありがたい けどすれ違いも起こる)

11. 人文学系の本をよく読むこと。(彼の趣味のライフワークを継続する力があるという意味で。)

12. 小説もよくよむこと。

13. 漫画もよく読むこと。

14. まとめて、文化的なことに興味があること。(即戦力になる知識や、現実的な知識ばかりだと、こころに余裕がなくなると思う。自分が理解できない範疇の事柄に対して、安易に決めつけをする傾向にある人をこれまでに何人かみた。)

15. 継続する力を持っているところ。

16. 色んな漫画やアニメネタを覚えているので、よくわからないけど面白いろころ。

17. 誰でも彼にでもにあけすけじゃないところ。

18. 英語について、意見交換ができる。

19. 一緒に、字幕で海外作品を観れるところ。

20. 一緒に英語の勉強ができるところ。

21. 一緒にスケボーの練習してくれるところ。

22. 卓球を教えてくれるところ。

23. 一緒に山に行ってくれること。

24. 暑いの苦手なのに、夏、川辺でテント貼ってのんびりしたいと言って、ついてきてくれたこと。

25. 一緒にロードバイクをしてくれるところ。

  もはや相手のほうがレベル高いので、それが悲しくもあるんだけど。

26. 朝忙しいのにギューとチューして出社してくれるところ。

27. 美味しいものに興味があるところ。

28. 一時期ちょっと太ってたけど、今は痩せて、というかなんだか綺麗なお腹なところ。

29. きちんとある程度ケチなところ。

30. 本にお金を払うところ。

31. 一緒に散歩に行くと大体楽しいことが起こること。

32. のんびりしてるというか、せかせかしてないところ。

33. 寝顔が可愛いところ。

34. 知識もあるけど、知識よりも考え方、捉えかたに重きをおいているだろうこと。

35. 衝動的じゃないところ。

36. かわいいものを集めるセンスが高すぎること。

 

ロードバイクのバーテープの交換

 ロードバイクバーテープを交換した。

19歳から乗っているので、今年で8年目になるが、初めて交換した。

 別にきれいにしなくても使えるから、めんどくさくはあるんだけど。自分の愛用しているものを、きれいに整えるのは心地が良い。

 1ヶ月前、バーテープを交換しようと思ってることを、二股相手に話をしたら「やってあげるよ」と言われた。

 そういうことじゃないんだよな。自分がずっと大事にしているもののケアであって、ただただ面倒くさいだけじゃない。思いがこもっているし。俺ならできると思う、じゃないんだよ。そういう機械系のことは任しときな…!みたいな姿勢、相手を馬鹿にしてると思われるからやめといたほうがいいと思うよ。っていうか、少なくとも私はなんだか馬鹿にされてる気持ちになった。

 相手のことは相手のこと。境界線に入り込んでる感覚が違う人とはやっていけない。

「誤解を解きたい」に引っかる

 3カ月二股をかけていた相手とは、最初の3週間目で1発目のお別れを申し出るタイミングがあった。理由は、メンチ切られたと言ってスーパーで口喧嘩を始めたのを見て怖くなったから。

 当時、私は旧彼氏と一緒に住んでいた家から、最低限の荷物を持って、一時的に新彼氏の家に転がり込んでいた。お邪魔してから1週間程経っていた頃、上述の喧嘩イベントが勃発した。

 喧嘩するような人、ひいては、過去の喧嘩について滔々と語ってくるような人とはやっていけないなと思い、荷物をまとめなおし、新彼氏が出社しているうちに、タクシーで元の家に帰ることにした。

「怒る」に感情はあまり含まれていない……?

 タクシーに乗っている間に、新彼氏から電話がかかってきた。電話では、喧嘩をしてしまったことの弁解に付随して、何か気に食わない態度を取られたときに「怒る」という手段を取っているという話をし始めた。「怒る」ことで、自分が不満に思っている、ということが通じやすくなり、対応の遅い店員の態度が改まる、といったことを話してきていた。よけいに、彼とは一緒に居ることは出来ないなと思い始めた。

 店員さんの対応が遅くても別によくない?急いでいるなら、「怒る」という手段を通さなくても、事情を説明してお願いすればよくない?

 自分だったら「怒る」という手段はとらず、説明や、それでも伝わらない場合は感情的ではない方法で伝える、と話をした。すると相手は、「怒る」という言葉に感情的な意味合いはほとんど入っていない。注意する、といったニュアンスで使っている、と言ってきた。

 いや、それは無理があるだろうと思ったのだけれど、私と相手との間で、「「怒る」という言葉の使い方が異なっていることが分かって良かった」と伝えた。まあ、正直「怒る」は感情の表現でしかないので、相手が間違っていると思っていたけれど、そういった意味合いで用いる派閥もあるのかもしれないと当時は思った。

 すると、その相手が返してきたのは、「誤解を解くことが出来て良かった。」だった。

 またも衝撃だ。いやいや百歩譲って、相手と私との間の単語認識の不一致が原因なわけでしょう?なんで、「誤解」というような、私が一方的に誤った理解をしている、という形になるわけ?

 「誤解」というのは一方的に理解をしてしまうことを指すと思う。何か説明をした後に、相手の理解が間違っていた、という場合は、自分の伝え方が分かりにくかったり不備がある可能性もある。そういう場合に使うべき言葉は「語弊のある伝え方をしていた」だと思う。

 でもしょうがない、相手は言葉の使い方が私と違う相手なのだから、とりあえず最後の「良かった」だけ心に留めておいて、その他7割の「誤解」「解く」「出来た」の部分は指摘しないでおこうと思った。しかし、後々にもずっと続くことだが、用いている言葉の前提が異なると、お互い意思疎通がしにくい。特に恋人として長い期間過ごすのであれば、体の相性だけではやっていけない。が、結局それから2ヶ月ほどズルズルと関係は続くのであった。