3日前に以下の記事で、現職への退職の思いを整理したのですが、それを経て退職について上司に話した後の気持ちをまた整理します。
上司に伝えた退職の理由
- 業務の難易度が高く、また業務をしながらIT分野の知見に追いつくことに精いっぱいで、この業界で何とかやっていくのが私にとっては難しいなと感じている。
- 4半期毎の委託契約をしているが、その委託の範囲外の急なセキュリティ対応がセキュリティ部門から求められた際に、委託先との稼働調整や、調整が出来なかった際のプロパー側の稼働捻出があり、そういった調整の難易度の高さや、急に稼働量の見通しがつかなくなることで、モチベーションを保つのが難しかった。
退職の希望や理由を伝えた後の上司の反応
- 実際、現在のチームの業務内容は、企画・開発・手順書確認・リリース判定・運用・契約、全てを各メンバーが各システムについて担当しているので、かなり難易度や業務量が多いチームだと思う。(上司も、現在のチームに移動して半年程度なので、業務量が多いチームである点は悩んでいるっぽい)。
- ただ、3,4年目社員を含めた中では昇格が早い方だったので、出来ていないということはないはず。丁度3年目ということもあり異動の時期なので、次の部署のところに行けばきっと大丈夫なはず。
- 異動先については、沢山の分野を広く担当するよりも、多分1つの分野に絞って専門的に担当する部署が合っていると思うから、そういうところに異動するのが良いと思う。SI的なお客様先の業務はかなり大変だと思うから、そういうところはいかなくてよいと思う。グループの統合などもあり、親会社側の業務も色々とあるので、本当に好きな部署に異動する希望は通ると思う。
- 急に大きなセキュリティ対応については、実際、それに伴う急な稼働調整は、今現在悩んでいる部分ですね......
- まだ次の場所とかが決まっていないのであれば、休職を継続をしたら良いと思う。なので、あと4日程考えてみてね。
感想
引き止めの意味合いもあると思うのですが、昇進の速さや、評価の高さについては、会社からは認められているという点で自尊心には繋がりました。でもそれは無理して成し得てたことなので、嬉しいなと思う反面、もう続けられないなという気持ちが沸いてきました。
他の部署に行けば、もうちょっと自分に合ったことで、もうちょっと業務量も少なくて、そして3年目ということで育成研修への参加も求められなくなり、楽になれるのかもしれない。でも、大学の研究もIT系で、楽しいこともあったけど辛いことも沢山あって、会社もIT系で楽しいこともあったけど辛いことの方が沢山あって、もうなんか離れたいなという気持ちが強いんだなと思います。
ただ、辞めるとすると、今の上司には申し訳ないなという気持ちが本当に強いです。私が辞めたら、上司の評価が下がってしまう、そういう理由から引き止めがあるんだろうなと思うから。前の上司も、仕事をバンバンに振ってくるものの人間性が凄いな~って思うし、今の上司はきちんと進めながら、そして人間性もやっぱ凄いいい人だな~って思う。今の上司の人は新しく課長になった人だけど、それでも私としては仕事はやりやすかったし、本当に良かったのに、なのに今の課長配下の際に辞めることになって本当にごめんなさいという気持ちが本当にある。会社って、だから辞めにくいんだなあって思う。
ただ、こうやって話したあと、仕事のことを思い出して夜眠れなくなってしまったので、やっぱり本当に今はこの仕事に戻れないんだと思う。調整の時の重苦しい雰囲気とかを思い出すとうわあーーーーってなります。
私の業務はネット回線関連の業務で、ネットに関わる機器の故障・工事(天候や天災等の影響、保守点検)の影響をなるべく早く伝えるための仕事をしていました。正直なところ、私はネットのゲームとかもせず、ネットが一瞬切れてもなんてことはないなと思ってしまうので、そもそもモチベーションを保ちずらかったです。回線が安定しているからこそ、銀行間の送金がきちんとできたり、クレジットカードで払えたり、セルフレジでスムーズに買い物が出来ていたりと、恩恵を受けているのは分かるんだけど、それのために、もろもろ業務の分断時間もありながら、1日12時間位仕事をしたり仕事のことを考えたり、土日も業務のことを考えたりするのは、ちょっと辛いですね......ただ、こういった理由を、現職で働いている、もしくは、働かざるを得ない人に直接言うのは憚られます。退職したら会わない可能性が高い人であるとはいえ、そういった人達が働く分野について「意味を見出せない」と言っているに等しく、もし私が現職だったら「あなたがやっていることは無意味です」等と言われて嬉しくないので、敢えて伝える必要は全くないですし、その分野で働いてる人に失礼なことはなるべく避けたいなと思ってます。だからこそ、退職理由も一部のことしか言えなくて、もどかしいですね。