サイケモンの日記

たのしいことあると嬉しいけど、なくても大丈夫。つらいのは無いのがいいな。

たいしたことない一言

たいしたことない一言に、うぐってなってしまうことが、

昔はよくあった。

 

高校1年生の頃、公立の学校では特別に1人暮らしを許可してもらってた。

(といっても寮暮らしだけど)

部活は陸上部。

でもシンスプリントからの疲労骨折であまり出られなくなっていた。

夏休み前、私の誕生日を部活の同期が祝ってくれた。

プレゼントにレトルトのご飯を色々くれた。

いつもコンビニ弁当の私に、

「そんなのばっかり食べてるからケガするんだよ」

って。

 

今なら、この一言に何も思わないだろう。

ただ単にめっちゃくちゃ嬉しい。

「うっわ、めちゃくちゃ助かる!」

って言える。

 

ただ、当時の私には少しうってくる言葉だった。

ある程度の進学校だったから、

勉強もしたい。

朝練もある。

そんな中で、

体操着だって、洗ってもらえるわけじゃない。

朝だって、誰かが起こしてくれるわけじゃない。

朝夜は寮でご飯を出してはもらえたけど。

 

そんななかサンドイッチを作ってみたり、

弁当を作ってみたりしては、

腐らせてしまったり。

 

もっと不遇の人もいるなか、

こんなみみっちいことが心に刺さってしまう。

 

何かに打ち込めている人は、

支えてくれている人がいるから。

忘れないで。

皆がみんなそういうわけじゃない。

 

今も、そういうちょっと心に来る一言はなくはないけど

そうした一言に

なんだこの人、

って切り捨てられるようになった。

 

皆、大人になると 

他人のどうしようもない一言に反応しなくなれる。

だからこそ、

大人になると深く付き合えなくなってしまう。