就活をしていて、
「皆、社会課題解決大好きだよね」
って面接官に言われた。
きっと、みんな綺麗ごと言ってるな、これだから学生は甘いなあ、浅いなあって思ってるんだろうなあ、私もそう思われてるんだろうなと思った。
実際、私自身が社会課題解決って言葉を入れるときは、企業の企業理念に入っているか、みたいな消極的な理由で入れてしまっている節も無くは無い。
100%純粋に、社会の色々な問題を解決したい!って気持ちを持つ人は、国内海外問わず公共性の高い組織や、NPOだったりとかとか、行くんだろう。
民間企業を受けている人間が、何が社会課題だよ、と思われてもまあ仕方はない。
でも、100%じゃなくても、10%位そういう思いがあっても結構な比率よ?50%生活のため、20%仕事への興味、20%自分の強みが生かせそう、10%社会課題位の比率でも、十分高比率を占めてるでしょ。
そんな「今の若い子たちは口だけで社会課題解決社会課題解決言ってるなあ」って、一蹴されて然るようなことだろうか。
なぜ今の世代は社会課題解決が大好きなのか
それは、教育のせい、というか、教育の賜物でしょ。
私たちの世代は、小学校中学校から、社会が面する課題を、日々テストにされ、正解を取るために覚えさせられてきた。
そんな風に、日々、社会で問題となっていることを教えられてきた。
そういう社会課題ドリブンな学生に洗脳してきたのはあなたたちの世代なのではないの?
後になって、これが原因だったねって分かってくることもあると思いますが、今現在直面してる色んなデカい問題の原因は一意に分からないんです。だから、みんなが思い思いの形で何とかしようと試行錯誤してたりするんじゃないの?それぞれが出来る範囲で。
それを、ただ横から眺めて、水を差すような大人になりたくない。
対して意見もないくせに、消極的なことをいうことしか能のない人間には。
せめて、ただ横から眺めるだけにしてくれ。